中学受験。第2志望の「泣ける学校」は無事合格。明日が勝負の日

第2志望校を受験

2月2日。第2志望校の受験日。
ここは面接が無いので、塾に行くのと同じような恰好で出掛けた。

早めに学校に着くと、娘は今日は落ち着いていて、他の子たちに交じってさっさと行ってしまった。
心の中で「がんばれ～！」と声を掛ける。
講堂に向かう大勢の保護者から離れ、私は来た道を戻って駅に向かった。

第1志望校へは初回分しか出願していない。
複数回の出願をする人も多いが、1回で合格する！という気持ちでいた方がいい気がして、初回だけにしてあった。
明日2月3日の分を出願しないと。

地下鉄構内を歩いていると、ふいに懐かしいメロディーが流れてきた。
ユーミンの曲だった。

♪きみはダンデライオン
傷ついた日々は彼に出逢うための　
そうよ運命が用意してくれた大切なレッスン
今素敵なレディになる♪

ぐっときた。
「彼」を「第1志望校」に置き換えている自分がいる。
絶対あの学校に行くんだ！
今日の学校の試験も頑張って欲しいけど、自分から初めて「行きたい」と言った学校。
きっと合格できる！

数人の保護者が出願に来ていた。
横に衝立があり、こちらからは見えないようになっているが、人が行き交っている気配がする。
あぁ。昨日合格を決めた人たちが手続きに来ているのか。
ズシンと心が重くなる。

でも娘は、この瞬間にも入試を受けているのだ。気落ちしている場合ではない。
笑顔で娘を迎えてあげないと！と気を取り直して受験校に戻った。

試験が終わって出てきた娘と昼食をとることにした。
混みあった大きなレストラン。娘は不機嫌な顔になった。こんな混んだ所でインフルエンザをうつされたら嫌だ！
そそくさと店を出た。そんなに追い込まれているのかと可哀想になる。

2日に受けた第2志望のこの学校は、ありがたいことに合格をもらえた。
ここも気に入っている。でも第1志望校に行くのだ。明日はきっとうまくいく！

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とろんとろんで気持ちいい！