予習シリーズのわかりやすさに感激
新しい塾で使っていたのは四谷大塚の予習シリーズ。
長女にはそのテキストがわかりやすくて嬉しかったようだ。

それまでの塾で使っていたのは、白黒で挿絵すらないもの。
「知らない文字を見ているみたいで全然頭に入ってこなかった」と娘。
新しいテキストでやる気が出たお陰か、初めてのテストで良い点数をはじき出し、上のクラスに上がることになった。
でも、それを知らずにいつもの教室にいて、男子に「上のクラスに上がってるぞ」と教えてもらったらしい。
国語と算数だけだったのを、理科と社会もやることにし、授業を受ける日数が増えたのもこの頃。
独自の教材で力をつけていく日々
先生は独自の教材を作ってくれていた。4年生の時は計算の問題集。
毎日ノートに書き写してコツコツやっていた。
高学年になると、毎日漢字を書くもの、国語の知識問題を詰め込んだもの、算数のさまざまな問題を詰め込んだものが加わった。
通常の予習シリーズの問題をやりながら、先生独自の教材もこなす。宿題は多かった。
それでも、先生がちゃんと目を通し、ところどころコメントを入れてくれているのが嬉しかったらしい。
宿題の多さを嘆いても、やらない日はなかった。
娘が今でも取っておいてあるという、その時のコメントの中には面白いのがいくつもある。
眠くてたまらなくて「強行」と書くべき箇所に「教皇」と書いてしまっていた娘。

返ってきたプリントには「教皇」の字の横に赤ペンで「ローマですか?」と書かれていた。
文字だけではない。装飾を施した十字架も書いてあった。先生も遊んでる!と娘は大喜び。
こうやって数々の教材をこなしながら5年、6年と進んでいったのだった。
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