中学受験。2月1日本番!面接用のブレザーを着て受験校に出発!

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第一志望校の入試日

2月1日。試験当日。5時前から目が覚めてしまった。 持ち物を確認したり、お弁当の準備をしたり。娘も起こさないうちから起き出してきた。

緊張させまいと、いつも通りを心掛けたが、面接のためにブレザーを着たら、ちょっと緊張してしまったようだ。ブレザー姿での試験に慣れるようにと一月校受験の時にも着たとはいえ、簡単に慣れるものではないらしい。

学校まで付き添った。
電車の窓から一瞬、壮大な富士山が見えた。驚くぐらい大きくくっきりと。

きっとうまくいく!

緊張して早起きしたのに、着いた時間は結構遅く、ほとんどの子は教室に入っていた。 あとは心配そうな顔をした親が数人いるだけ。あれこれ話す余裕もない。

学校内のホールに入ると、前を歩いていた娘はくるりと振り返った。ちょっと顔が引きつっている。
小走りに私に近づいて、抱きつくような仕草をした。 でもちょっと私に触れた程度ですぐに体を離し、そのまま教室にズンズン歩いて行く。

娘に小さく「行ってらっしゃい」と声を掛けたが、もう振り返らなかった。
私は心の中で全力を尽くせますように!と祈るしかなかった。

講堂で待機。でも落ち着かない

保護者は暖かい講堂に集まっていた。広い講堂の中段に座り、本を読んで過ごした。
どうせ落ち着いて読めないだろうと料理本を持って行ったが、それすらもちゃんと見れない。

後ろの席のお母さんたちが話している声と、たまの咳払いぐらいしかない。
考えがあちこち飛んでまとまらない。人のおしゃべりを聞いてしまっていたりする。

しばらくすると先生が入ってきて、すでに採点が終わった算数の話を始めた。
満点を取った子もいたらしい。娘は落ち着いて受けられただろうか。

昼は娘のお弁当を作ったついでに、自分の分もおにぎりを握って持ってきていた。
カフェテリアで食べるのも落ち着かない。外に出よう。

少し歩いたところに、ちっちゃな公園があった。パンダの遊具で親子が遊んでいる。
ウチの娘は、ああいう遊具は全種類乗るまで公園から離れなかったなぁなどと思う。
ここに来るまで、どれだけあの娘は頑張ったのだろう。 おにぎりを食べながら、やけにしみじみとしてしまう。

試験と面接が終了

また講堂に戻った。
面接の順番が終わるだいたいの時間がわかっていたので、その時間に待ち合わせ場所に行った。
娘はすぐに私を見つけて近寄ってきてくれたが、疲れたような顔。全力でテストを受けた後での面接。相当キツかったことだろう。

家に帰るまで、ほとんど話をしなかった。
そして帰宅早々「塾に行ってくる!」と言って飛び出して行ってしまった。

いつでも塾は味方

娘は塾の先生をつかまえて、今日の入試で出来なかった箇所を教えてもらったり、明後日の2日目に備えて勉強をしたりしていたらしい。
塾の先生から電話がかかってきた。「お母様は心配しないでください。もし今晩の発表で不本意な結果だったとしても、きっと次はやってくれます。大丈夫!」

夕方、合格発表の時間になった。恐る恐るページを開く。
番号・・・・
無かった。
ゾロ目の子の番号はあった。あぁ、あのお母さんの子は合格したのか・・。

予感していたことではあった。がっかり、というよりも空しい気持ち。
まだ次がある!気持ちを切り替えるしかなかった。

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