結婚祝いは豪華ホテルの宿泊券
結婚のお祝いに、会社の先輩が連名でホテルの宿泊券を贈ってくれた。
なんと東京ディズニーランドのそばに建つ、シェラトン東京ベイ!
ディズニーランドのチケットも付いていたと思うが、細かいことは忘れた。(ひどい後輩だな)
期日指定だった。
結婚祝いだというのに、その日に限ってダンナが仕事の打合わせで出張することになった。
日にちの変更は出来ないと考え仕方なく、ディズニーランドの近くに住む妹を誘い泊まることにした。
姉妹二人でシェラトンへ
それなりにオシャレをし、妹と受付へ。
部屋に案内してくれるベルマンは、なにやら戸惑った様子。
「??」
部屋に入ると、ウエルカム・シャンパンが用意されていた。
シャンパングラスが二つ、ゴディバのチョコ、赤いバラの花まで用意してある!!
しかも見ると「HAPPY WEDDING」と印刷されたカードまである!!
ただの宿泊ではなかった。
そうだった。結婚祝いだった!
新婚の二人に向けての、ホテル側のすばらしい演出だったのだ!!
ベルマンは、姿勢を正し、「おめでとうございます」と言いつつ、シャンパンをグラスに注いだ。
パァーッとシャンパンの泡がはじけた。
私と妹は、恥ずかしさのため、チカラ無く笑うしかなかった。
で、話は終わらない。
翌朝、ふとデスクに置いてある小冊子を手に取った
英語で書かれている旅行関係のものだったが、なぜか気になってページを繰ってみると・・・「あれ?」
ここに書かれている人は!!
そこには、ついこの間の新婚旅行先で食事をご馳走してくれた人のことが書いてあった。
その人は、ハワイ・カウアイ島で観光用、映画撮影用の好地をガイドするのが仕事。
ジュラシックパークなどの映画撮影に際してガイドとして活躍したのは、会った時に聞いていた。(と言っても私は聞き取れないのでダンナを介して)ダンナの友人の、そのまた友人の彼女なのである。
インディジョーンズの写真の横にその人の名前を発見!!
苦手な英語を苦労しつつ読むと、やはり本人のインタビュー記事らしい。
チェックアウト時、ムリを言って、その冊子をもらって来た。
彼女に、手紙と共にその冊子のコピーを送ったら驚嘆していた。本人もまだ見ていなかったらしい。
普通ならば開くことのなさそうな小冊子。
それをたまたま読んで、その中に知り合いを見つけたというのは、私にとって、シャンパンの気まずさと共に忘れられないことになった。
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