義父母の旅行中、年末の大掃除並の労力で家を整えて出迎えた私

結婚した当時、義父母と同居はしていなかったが、歩いて1~2分の近所に住んでいた。
義父は内装工事会社を経営しており、職人を何人も使っていた。
ダンナは義父母の家の1階の奥を仕事場にして図面を描いていたので、結婚して仕事を辞めた私も、毎日そこで過ごしていた。

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旅行好きな義父母宅の留守番

この頃、義父母はひんぱんに旅行をした。
旅行で義父母がいない間、私とダンナは義父母の家に泊まらないといけなかった。
取引先からの電話は夜にかかってくることも多かったので、どんな時でも留守にできなかったのだ。

だから、自宅からパジャマや下着などを持ち込んで寝泊りをした。
義母さんは「冷蔵庫にあるものはみんな食べちゃっていいよ」と言って出掛けるのだが、嫁の私は、こう受け取ってしまう。
「冷蔵庫の中に古いものが残ったままになっていてはいけない」

冷蔵庫にある野菜や肉をチェックし、それを使って何が作れるのかと悩む。
ようやく献立が決まり、料理をする段になると、今度は調味料や調理器具のありかがわからず探しまくる。
同居をしていたワケではないので、どこに何があるのか全然わからなかったのだ。

お迎えのためのお掃除

旅行の最終日になると、「お迎えのためのお掃除」にとりかかることになる。
義父母が帰ってくる時間までに、各所の掃除をするのだが、
「良い嫁」だと思われたい心情が働き、使ったところは全部ピカピカにしようと年末の大掃除並の労力が使われることになる。

コーヒーメーカーや水きり棚、冷蔵庫の中など、普段自宅では掃除したこともないような所までピカピカにし、ゴミも捨て、自分達が使った布団を干したり、風呂場の掃除をしたりした。
また、残った野菜を自宅に持ち帰った代わりに、新しいもの(義父母宅で毎日使う牛乳や豆腐など)を補充して、義父母の帰りを待った。

帰宅した義父母に食事の用意

義父母の帰りが夕方や昼などの食事時の時間になると、さらに大変。
旅行先から疲れて帰って来て、食事の用意をするのは大変だろうと、料理を作って待つことになる。
献立に悩み、調理に手こずり・・・・
義父母が到着する頃にはヘトヘトになっていた。

子連れの泊まり込みは荷物だけでも大変

そうして2年たち、長女が生まれた。
娘が生まれてからは、義父母が旅行に行くとなると、自宅から持ち込む荷物が増えて大変だった。娘のタオル類や服、ベビーバスなど、運ぶものの多さはハンパじゃない。
それに、娘の世話に追われ、掃除や買い物もままならず、
娘が生まれる前のように、義父母が帰る時には用意万端整えて・・・・というのも困難になってきた。

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そんな苦労をしながら義父母の旅行中の留守を守ること数回、
赤ん坊を抱えての泊まり込みは大変だということを話したら、ちゃんと理解してもらえた。もっと早く言えば良かった・・
それからは、義父母の旅行中は、朝早く行き、夜は割と遅くまで残れば、自宅で寝ても良いことになった。

こうして泊まり込みは免除になったのだった。

これ、相当昔の思い出話である。もうどこにもそんな気力もなければ意欲もない。良い嫁だと思われたいという気持ちなんてさらさら無い。
今の自分のやる気のなさったら。あの頃に頑張り過ぎた反動なのだろうか・・?

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