ゴミ回収業者はきちんと調べよう。ザワザワする業者に決めた後悔

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回収業者の選定

日にちが間に合わない

売却の決まった義母の家の不用品回収だけが残った。

回収業者はネットで調べて、とっても良さそうに思えたところに来てもらい、見積もりをとった。
金額も良心的だったので、そこで決めるつもりでいた。

だが回収に来る日が少し遅くなると言う。なんとか早められないかと言ったが無理なよう。
解体工事に入ると聞かされた日とかぶってしまう!

後で聞いたら、解体工事の日は「確実に工事に入る日ではなく、あくまでも工事開始希望日」だったらしい。
私もダンナも勘違いをしていた。営業マンに確認すれば済んだ話なのに。

慌てた私が、別の業者に頼んでしまった。またもやネットで調べた業者。

その業者が出した見積もり金額は2倍だった。普通だったら断るだろう。130万もした。
「この金額でやってくれると言っているところがある」と 前の業者からもらった見積書を出すと、
「その見積もりは安すぎる、そんな値段でできるはずがない。ちゃんとゴミ処理をしないで、テキトーなところに捨てちゃうかもしれない」と言う。
そのうちに「こっちの業者の価格が妥当なのかもしれない」と思えてきて、結局その高い値段で決めた。

その時の自分の決断が間違っていたような気がして、書いている今も気が沈む。
2倍の金額を提示する、その業者のほうが怪しかったのかもしれない。

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そして回収の日

不要ゴミ回収1日目

回収は2日に分けて行われた。私とダンナは早朝に義母宅に行って、粗大ゴミの残りを車に積んでゴミ処理場へ。
帰ったところにちょうど回収業者の車がやってきた。東南アジア系の人たち9人と全てを仕切る日本人のお兄ちゃん1人。
近所のコンビニで飲み物を買ってきて渡したものの、どうやら日本茶よりもコーラのほうが好みだったらしい。コーラだけが先になくなっていた。
午後も大量のコーラを買っただけで、後はたまに作業の様子を眺めたり、近所の人に挨拶したり、近くのスーパーで日用品を買い揃えたりして時間を潰した。

不要ゴミ回収 2日目

早く行ったつもりが、業者のみんなは既に作業を始めていた。もう盗るモノもないとカギもかけずにいたため、作業を始められたらしい。
昨日一日で大物はほとんど姿を消し、屋上に通じるところの巨大な金魚鉢や花木の鉢を下ろしているところだった。
みんな生き生きとして働いている。
他人の家のゴミと化したどうでもいいものを運んでいるというのに、なんでそんなにも楽しそうなんだろう。
処分しきれずに残していた土間ホウキやチリ取りを使って、女性が片っ端からきれいに掃除をして行く。

みんな取り外して持って行く

造り付けのキッチンカウンターや洗面台を欲しいと言う。残しておいても解体業者が建物と一緒に壊すだけだと思って了承したら、嬉しそうに外しにかかった。
そのうち、ドアノブやフェンスまで欲しいと言い始めた。
アルミは高く売れるというから、解体業者に引き渡す前に外してしまいたいのだろう。

どう判断していいのかもわからない。ダメだと言うのも変かと、これまた了承したら、何から何まで持って行く勢いで外し始めた。ちょっと引くぐらい嬉しそうに。
これらを売った金で一杯飲める、とかいうことなのかもしれない。

ワイワイ楽しそうに全部の作業を終えて回収の人たちが帰ったあと、何もなくがらーんとした家の中を見回した。
この状態を義母に見せなくて良かった。悲しくなってしまうだろう。
本当に何もない。義父母が精魂込めて働いてようやく手に入れた家を、こんなにすっからかんにしてしまった。
高級食器やお金になる置物はリサイクルすると、この業者のサイトには書いてあったハズ。ただのゴミにならなければいいけれど。
作業は要求通り早く終わらせてもらったものの、思い出の品々と大金が消えた喪失感が深まった。

罪悪感と疲れ、回収業者へのザワザワ感とで、口数少なくなりながら帰途についたのだった。

長くキツかった家売却のまとめ記事
>>家を売却した。休日も片付け・引越し作業。体力消耗ストレス倍増

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