ロフトベッドのデメリットは?うっかり買うと後悔する大物家具

ロフトベッドはやたらに大きい。購入して組み立ててから「なんか違う」というのは悲劇でしかない。
だから、しっかり調べて納得してから購入に踏み切ることをお勧めする。

我が家の大学生の娘2人は、それぞれロフトベッドを何年も使い続けている。
さほど不満はないようだ。
感じ方はひとそれぞれ。
年代によっても、選んだベッドによっても、また使い方によっても異なる印象。
長く使い続けるためのコツ。まずはデメリットを知ることから!

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ロフトベッドのデメリット

 1.  大型家具ならではの圧迫感
 2.  天井までの距離が近い圧迫感
 3.  ベッドへの上り下りが面倒
 4.  トイレや病気の時に足元が危険
 5.  モノが落ちる
 6.  ベッド下で頭を打つ危険
 7.  ベッド下にホコリが落ちる
 8.  ベッド下の奥が使いにくい
 9.  ベッド下が暗い
 10. 夏は暑い
 11. 地震が怖い
 12. 寝具の交換が面倒
 13. 組立が大変

さほど不満はないと言いながらデメリットの数がすごいね(笑)

買ったあとで後悔して欲しくないからね

大型家具ならではの圧迫感

ただでさえデカイのに高さもあるから、圧迫感半端ない。
濃い色のベッドはご注意。部屋が狭いなら、白のパイプ製にして開放感を出すほうが失敗がないかも。
天井の高いスタジオ撮影の写真のようにはいかない。自分の部屋はもっと天井が低いし狭い!と肝に銘じて眺めること!

ベッドのサイズを自分の部屋に当てはめ、「このあたりにドカーンとベッドが来るのだな」とイメージ開始。
照明器具の位置はどうかな? ベッドで隠れて、部屋全体が暗くならない?
エアコンの位置はどうかな? ベッドで寝ている自分に直撃しないかな?
窓はどうかな? せっかくの採光を遮らないかな?

購入前に確認すること、いろいろあるね。

天井までの距離が近い圧迫感

天井が低い部屋、または梁が出ている場所にハイタイプのベッドを置くと、起き上がった時に頭を天井に打ち付ける危険がある。そこまでのことはなくても、天井が頭上に迫る圧迫感がある。
事前に自分の部屋の天井高を測って、どのあたりに頭がくるかを確認しておいたほうがいい。
上の階の足音や、イスを引きずる音でうるさいかもしれない。
ウチの娘たちは、あまり気にしたことがないと言う。神経が図太いのだろうか。

[写真] 長女の部屋のベッドの枕元。窓の片側を塞ぐカタチになってしまったが支障がない。ベッド下が明るくて、かえって良いかも。

天井までの高さはこの写真でわかるだろうか?身長がよほど大きい人でなければ、さほど圧迫感なく過ごせる。

ベッドへの上り下りが面倒

疲れて帰宅しても、バタンとベッドに倒れこむことができない。よじのぼらないと横になれない。
だから、気づいたらベッドで寝ていた、という心配はないものの、いったんベッドに上がったら最後、下りるのが面倒になる。
気づくと、あれもこれもベッドに持ち込んでいたりする。

ウチの大学生の次女はベッドの上に小さなノートパソコンを持ち込んで勉強をしていることがある。
デスクの上はデカいデスクトップパソコンと化粧品に塞がれているため、ノートパソコンで済む時は、ベッドの上で作業をするのだ。(やれやれ)
持ち物を忘れて、一度上がったのに、また下りて・・ということもあるようだ。

親として困るのは、鼻をかんだティッシュや書き損じた紙を、下にあるゴミ箱めがけて投げること。ゴミ回収のために次女の部屋に入ると、床に散らばったゴミを拾い歩く羽目になる。

トイレや病気の時に足元が危険

安全にベッドを上り下りしたいなら、階段式のベッドにしたほうがいい。
ウチの娘たちはハシゴから落ちたことは無いようだが、寝ぼけている時や病気の時、焦っている時は危険。
次女が熱を出して寝込んだ時は、治るまでは和室に布団を敷いて寝かせていた。

だが、一人暮らしの長女の場合は、熱があろうがよじ登って寝ているらしい。
最終手段で鳴り始めるベッド下の目覚ましを止めようと飛び起きても、なんとかハシゴから落ちずに済んでいる。
今後も慎重に上り下りしてもらいたいものである。

暗闇で光るように工夫されたハシゴ。ウチはこのタイプなので少しは安心。

モノが落ちる

特にパイプベッドの場合は隙間からモノが落ちやすいかも。

ウチの次女も枕元に置いたスマホが落ちるのが怖くて、100均で買ったネットを結束バンドで固定して塞いだ。
横から落ちてしまうのは防ぎようがないので、自分で気をつけるしかないかな。

ベッド下で頭を打つ危険

これはベッド下に置くものを工夫する、自分自身が慎重になる、ぐらいしか回避法を思いつかない。
小学生など、身長が低いうちは頭を打つ心配はあまりないかも。でもベッド下でジャンプしてはいけません。

ベッド下にホコリが落ちる

ベッド下に限らず、寝具はホコリが立つので、どこでもホコリだらけだと思うしかない。
ホコリの立ちにくい布団や、目の細かい布団カバーを使うのも手。
ウチの長女が使っている布団カバーは全てツルツルで目の細かいもの。ダニや花粉を布団の中に入り込ませない。
布団の中の綿や羽毛が外に出にくいとも言える。これでホコリの量が結構違う気がする。

ベッド下の奥が使いにくい

ベッド下の奥行は1mぐらいあるため、取り出しやすいように手前に収納庫を置くと、奥が空いてしまう。
かといって奥に収納庫を置くと、取り出す時にベッド下に入り込むカタチになるため、頭をぶつける危険が高くなる。
照明をベッドでさえぎられて暗いし、ホコリはたまるし・・。
ベッド下をどう使うかは本当に悩ましい。

ベッド下が暗い

ベッド下は暗くなる。テレビを観る程度ならそのままでいいが、デスクを置くのなら、デスクライトは必需品。ソファを置く場合は、フロアライトを置いてもいいかも。

夏は暑い

これ、他のサイトを見るとたいがい書いてあるが、娘たちはあまり感じていないらしい。
暖気は上に行くので、暑いだろうと思うのだが。
暑さに鈍感なのか、この寝具のせいで暑さがやわらいでいるのか?!(私は使っていないので実感わからず)
↓娘たちが夏に愛用している寝具(CMでおなじみ、ニトリの接触冷感Nクール)

エアコンの冷気をサーキュレーターを使って拡散すればいい気がするが、エアコンの無い部屋の場合は寝具や冷風機で乗り切るしかないのかもしれない。

地震が怖い

頑丈に作ってあるロフトベッドでも、震度によってはビビるらしい。
ただこれはネジをしっかり締めるとか以外、対処のしようがわからない。ベッドの上にあるものが床に落ちて割れたりしないよう、置く物には気をつけたほうがいいかも。

寝具の交換が面倒

これこれ。私がしんどいやつ。
本人が寝具を洗ったり取り替えたりするようになる日を心待ちしているものの、たぶん当分無理。
一人暮らしの長女のところでさえ、親の私がたまに行って洗濯・取り替えをしている。過保護め!と言われても返す言葉がない。

長女も次女も、薄手のマットレスの上に敷布団を敷いている。マットレスだけよりも寝心地がいいらしい。
空間が下にあるから通気性が良いだろうと布団干しをサボっているが、今のところ湿気の問題は無さそう。

洗濯時。次女のところは敷布団に掛けているフラットシーツと掛布団をベッドの下から手を伸ばして引きずり下ろし、掛布団のカバーをはがしたら、フラットシーツと共に洗濯。
乾いたら、カバーを掛けた掛布団とフラットシーツを、今度はベッドの上に放り投げる。次にベッドによじ登って整える、でおしまい。

問題なのは、長女が上で紹介した「 ダニや花粉を入れないツルツル布団カバー」を使っていること。掛布団も敷布団もみんなコレなのだ。
敷布団はカバーで覆われているため、ベッドから敷布団を下ろしてカバーを外さないといけない。次女のところのフラットシーツのように、シーツだけ引きずり出せないのが困りもの!

掛布団と敷布団を、洗濯したカバーに交換し終えたら、まずは敷布団をベッドに戻す。これが大変。
掛布団のように投げ入れられないので、敷布団を小脇に抱えてハシゴを上るのだ。

寝ている本人たちよりも、寝具交換をする私のほうがハシゴで危険な目に遭うんじゃないだろうか。
階段タイプにしておけば良かっただろーか・・

組立が大変

これはダンナがしんどいやつ。
ウチの場合、ロフトベッド購入時に、まずは2台分組み立てた。大変だったようだが、2台組み立てたらコツをつかんだらしい。

長女が一人暮らしを始めた際には、自宅のロフトベッドを解体し、自家用車に積んで持って行った。
アパートに運び入れて組み立て終えたのもつかのま、今度は自宅が引越し!
次女のロフトベッドの解体・新居での組み立てをした。なのにそれから4ヶ月しかしないのに、長女はムカデが出てアパートを移ることに!

またロフトベッドを解体。車に積んで新しいアパートに運び入れて組み立て・・。
もうプロ級に上手くなっていて、解体も組み立てもスムーズ。ネジ締めもきっちり。
何度も嫌がらずに出来るのはさすが!と言うしかない。でも相当疲れたようだ。引越しはほどほどに。

《追記》
就職した長女は、配属先が遠いのでまた引越し。
今度は引越し業者がベッド組立をしてくれたけど、4人で四苦八苦!
でも部材の裏表や留め所が間違ってて、後でダンナが組立て直してた。
「プロの引越し業者も苦しめる大型組立家具」なんだと再認識したよ。

デメリットがあるからダメ!ではないけど、安易に買えないね。

うん。部屋のサイズも測って、ちゃんと考えたほうがいいね。

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