女子一人暮らし、住んでわかる怖いモノ。大家・ムカデ・ハチの巣

大学生の長女は一人暮らしをしている。ワケあって2回もアパートを移った。今のアパートは快適なのだが、その前の2つは・・・

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大家さんがすぐそばにいるのは安心?

世話好きで話好きな大家さんは面倒

初めのアパート。
不動産屋が 女性しか住んでいないから安心ですよ。家具家電付きだから、すぐにでも住めます。大家さんが上の階に住んでいるから、いざという時に頼りになります!ここは絶対オススメ!」と言うので、他を見ることもなく即決した。
過去に色々とあって、男性はお断りなのだ、というのは挨拶した時に聞いた。
そのせいなのか、大家のおばあさんは入居者の様子をやたら知りたがるらしく、部屋を出てバッタリ会うと、あれやこれやと聞いてきて弱ったらしい。
男友達を連れこまれたら困る、ということなのか・・。ただ単に話好きなのか。
アパートを出たのは大家さんが原因ではなく、地理的要因だったのだが、思い返すのは大家さんのことばかり。

私は下見の挨拶の時と引越しの時、退去の時しか会っていない。それでも大家さんの話好きは印象的だった。

娘がそのアパートに引越した日。
ダンナの車に乗る程度の家財道具を積んで、片道2時間の道をその街へと向かった。到着してカギを開け、荷物を運び入れた。
やることは山のようにある。今日中に全部済ませて自分の家に帰るには、最低でも19時には終えたい。
カーテンとカーペットをまずは買いに行かないと。
でもまだお店が開く時間ではない。棚の組立と台所周りの掃除と荷物整理を先にやってしまおう。
3人でバタバタしているとピンポーン。大家さんが立っていた。

引越しの日は忙しい。放っておいて。

スリッパと洗剤が山のように入っている袋を差し出して「これ、良かったら使って~」と満面の笑み。
スリッパ は娘には全く趣味の合わない昭和世代のものだったが、なんだか嬉しかったので、そのまま玄関先で立ち話。「引越しは大変よねー」という話から始まり、10分以上。
その後、カーペット等を買い込んで大慌てで戻り、収納に手こずっていると、またピンポーン。「初めての街でわからないことだらけでしょう。クリーニング屋さんは○○がいいわよ。駅前の△△はどうたらこうたら・・・」と親切にいろいろ教えてくれたのだが、その話でまた10分ほど。
娘だけに話の相手をさせてはおけないし、住むのは娘なのに私だけが話を聞くのも変かと、娘も一緒に話を聞く。2人分の労働が先に延びる。焦る~

考えてみたら、これからここに住むのに食料が何もない。延長コードなども必要。また買い込んでこないと!とダンナと部屋の外に出たら、また大家さんとバッタリ。
「お住まいは東京だったわねえ?私も昔は東京に住んでいたのよ。東京の□□という街で・・とまた話が始まってしまった。
しばらく聞いていたが、さすがにダンナが「ちょっと急いでいますので」と切り上げてくれた。

退去の時も同様に、あれやこれやのお金の精算を現金で行いながらもしゃべりまくった。(なぜか不動産屋を通さずに直にやりとりすることになっていた)
領収書も何もないまま、さんざんしゃべった後に「さびしくなるわー。お元気でね」と出て行ってしまった。
お釣りがちょっと変な気がしたのだが、また話をしに行くのも面倒で、そのまま帰って来た。数千円の確認よりも早く帰る方を選んだ私たち。長話に付き合う気力はもう無かった。

自然豊かな街で暮らすにはひ弱なムスメ

不便すぎて病院もない。

次に引っ越したのは結構な田舎。そこなら大学に行くギリギリまで寝ていられる!と決めたところだった。
田舎過ぎて何もない。スーパーと薬局が各1軒駅前にあるのみ。コンビニは少し離れたところに1軒。
大学が近くにあるのに商業施設の誘致がうまく進まなかったのか・・。
でも出不精の娘にはさほど苦にならなかったようで、しばらくはそこに文句も言わずに住んでいた。
でもある日の夜、電話がかかってきた。
「ムカデ!ムカデにかまれた!」

どこかから入り込んでいたようで、知らずに手を置いたところにいたらしい。
痛くて腫れてきたが、駆け込める病院がない。接骨院と歯医者しか見たことがない。どうしよう!とのこと。
そのうち気持ちが悪くなってきたと言うので「仕方がない、救急車を呼べ!」となった。
こんなことで救急車を呼ぶなんて申し訳ない話だが。
夜中の田舎町。近所に何か話せる人もいない状況で、見たこともなかったムカデの恐怖と痛さに泣く娘に対して、遠くからはそう言ってあげるしかなかった。

ムカデなんかで救急車呼ぶ?

娘は救急車を呼んで病院に連れて行ってもらったらしいが、そこの若い医師に「ムカデ?そんなんで来たの?」と言われて猛烈に傷ついたらしい。
しかもアパートから遠く離れた病院で駅からも遠く、夜中の真っ暗な中をどうやって帰ればいいのかもわからない。また泣きながら電話をしてきた。
こうなったら仕方がないと、ダンナと私は娘のところに行くことにした。
夜中のドライブ2時間半。着いたら朝の4時だった。親切な看護師さんが娘にベッドを用意してくれていた。

虫が苦手な娘は語った。
もうあんなところには住みたくない!虫ごときで救急車を呼んだり、わざわざ遠くの両親を呼びつける自分もイヤでたまらない。病院が近くにあって、何かあっても自分でなんとかできるところに住みたい

そんなわけで、またアパートを移った。今度は大病院の目の前。
紹介状ナシでは行けない病院なので、あまり有り難みはないが、気分的には全然違う。
スーパーもコンビニもファミレスもなんでもある。とにかく便利で快適になった。

ムカデよりも怖いものがすぐそばに!

ムカデのアパートを引き払う日、荷物を運び出し、室内をせっせと掃除。
もうすぐ室内の掃除が終わりという頃に、地元の不動産屋のおじさんがカギを受け取りに来てくれた。
「ここは虫が多いからねー。若い女の子にはキツかったかな。でも、この前の畑も少しはキレイになったんですよ」と外を見せようと窓を開けたら、なんと窓の上に大きい蜂の巣が!!

危なかった。蜂の巣まであるなんて。娘は虫が怖くて窓を開けたことがなかったらしい。
引越し決めて正解だったかも。
虫にも動じないたくましい人間になって欲しい気持ちも少しはあったが、やはり便利で安全が一番かな。

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